新『WOrld’s End 写真はいつも世界の終わりを続ける』髙橋恭司
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新『WOrld’s End 写真はいつも世界の終わりを続ける』髙橋恭司

¥4,400 税込

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発行:Blue Sheep/2019 サイズ:280 × 225 mm/144ページ 写真家・髙橋恭司が、イギリス南東部の街ダンジェネスに映画監督デレク・ジャーマンを訪ねてから、約30年の時を経て刊行となる写真集。ジャーマンが最晩年を過ごしたコテージと庭、2010年代後半のベルリン、ロンドン、東京の路上。時間と空間を隔ててさて売りされた写真たちが混じり合い、デレク・ジャーマンのことば、髙橋恭司の詩とともに、夢のように移ろいゆく「世界の終わり」を映し出す。 イギリス南東部、原子力発電所のある町、ダンジェネス。映画監督のデレク・ジャーマンは、1986年、HIV感染の宣告を受けたころこの町 と出会い、打ち捨てられた小屋《プロスペクト・コテージ》を住まいとしながら、小石だらけの地に庭をつくる生活を始める。庭には、草花だけでなく、流木、腐った鉄など、海岸で拾い集められた漂流物を用いた造形が施された。 髙橋恭司は、ジャーマンが亡くなる2年前の1992年にダンジェネスを訪れる。「そこは世界の終わりのような場所だった。同時に、そこには全てがあった」と、写真家は語る。 「写真はいつも世界の終わりを続ける。」映像と写真の世紀にジャーマンが遺したものへの返答が、ここにある。 ー出版社説明より 時が止まっている、光が押さえつけられている。明るい闇?明るい終わりが続いている。 知人からデレク・ジャーマンのポートレイト撮影の依頼を受けて、その時はじめて、プロスペクト・コテージを見ました。コテージの中や庭を非常に美しいなと思って、デレク・ジャーマン達が昼食にいっている間に撮影しました。 自分が写真に撮りたいなと抽象的に考えていたことが、ここに具体的にあるなと感じました。世界の果て(エッジ)が目の前にあるなと。写真や映像になってはじめて完成する造形が目の前にあった訳です。 デレク・ジャーマンは非常に優れた美術家だと思います。30年経ってより一層強くそう思います。写真と映像の時代である20世紀の最後にデレク・ジャーマンの庭があり、『BLUE』があった訳です。あれから30年経ってどう思うか。その答えが、WOrld’s Endの中にあるのではないのでしょうか。 ―髙橋恭司